
- 備蓄米が解放されても、米の価格は大きく変わっていません。
- 2025年9月時点で米価格は、5㎏2,980円~3,580円程度となっています。
- 昨年の2024年9月に新米が出てから、だいぶ値上がりし、高止まりとなっています。
- 今回は、2025年9月現在の各スーパーの価格状況をご紹介します。
- 出来るだけ安い米を買うためにご参考にしてください。
2024年9月の新米が出た時の各スーパーの米の価格状況についての記事は以下のとおりです。

目次
米が値上がりした理由について
本州のスーパー等では、2025年1月時点で2月より1,000~2,000円上がるという宣言をしているお店がありました。
結果として、10㎏7,000円~8,000円となってしまうことになりますが、現状では本当にそのくらいの価格になってきています。
食べ盛りのお子さんがいる家庭では死活問題ですよね。
最近の米の値上がり要因は、農協が推し進めている減反政策(米の生産量を減らす政策)の失敗にあると言われていますが、米の価格を下げないための減反政策が、結果的に米の値上がりを招き、国民を苦しめ、農協の利益を膨らませていることとなっているわけです。
本当は何がしたかったかのか分かりませんが、今の現状を見れば、米の価格が引き上げってしまっており、明らかに国家的な犯罪かと思います。
農協に限らず、自民党政府がこの30年間で行ってきたことは、国民を苦しめる重罪であり、きちんと裁かれるべきです。
さらに、2025年2月以降に米の値上がりが起きている原因は、昨年の米騒動がまだ収束していないという部分が大きいようです。
昨年は、減反政策による米の生産量減に加え、米の不作とインバウンド増が重なり、米が足りなくなりました。
そのおかげで、新米を例年よりも早めに市場へ出したことから、減反政策で減っている生産量に加え、1か月早く市場へ新米が出たことで、今年も米の品薄が起きると考えられております。
そのため、問屋同士の米の取り合いが始まっているのに加え、今は問屋同士だけでなく、中国人などが日本の米を買い占めて、高く売りさばいているという話もあります。
日本はほんと、どうなってしまっているのか。
今の米の値上がりで喜んでいるのは農協や、農家から直接仕入れている問屋たちなどであり、国民は苦しいだけです。
今の日本の食料自給率は、過去最低レベルであるのにもかかわらず、機会的に減反政策を続け、さらには海外への米の輸出量まで増やし、国民を苦しめたいだけのようにしか思えません。
今の自民党は、この状況を変えるほどの能力やビジョンはなく、とりあえず昔からの政策をひたすら続けている状況です。
今の日本は、農協や大企業の利益拡大などを優先的に考えており、かなり腐りきっていることが分かります。
各スーパーの米の価格状況について
卸売スーパー北49条店(2025年8月時点)


2024年9月の新米が出た頃は、他店よりも安く米を販売していた卸売スーパーですが、現在は10㎏5,980円と安い価格ではないものの、他店舗に比べるとかなり安い名札が付いています。
しかし、10㎏5,980円などの米の在庫はほぼ在庫されているところを最近は見ませんが、8月に入って、日曜日の午後に来店した時点で在庫がありました。
2025年7月時点では、備蓄米の在庫もかなりある状態でしたが、8月では全く陳列されていませんでした。
ドン・キホーテ篠路店(2025年2月時点)

ドン・キホーテは卸売スーパーと同様、比較的、米が安いスーパーになります。
しかし、ここ最近では他店より安いということはなく、10㎏6,000円を超えている感じでした。
ただし、なぜかゆめぴりかが10㎏5,980円と安価に売られておりました。
業務スーパー(2025年7月時点)


業務スーパーのお米の価格は、単一米だと最安値で5㎏3,380円で、複合米であれば10㎏6,480円でした。
ゆめぴりかが、5㎏3,590円と高価な米が高価ではなくなっています。
ビッグハウス太平店(2025年9月時点)

ビッグハウスは、基本的にお米は高いです。
新米の時期になってじわじわ値上がりしています。
単一枚の最安値は5㎏3,580円でした。※2025年8月の最安値は、3,380円でした。
ザ・ビッグ栄町店(2025年9月時点)


単一米ですと、ななつぼし5㎏3,480円が最安値となっていました。
新米が出ているはずですが、価格が上がってます。
JR生鮮市場(2025年8月時点)


JR生鮮市場では、単一米としてななつぼしが5㎏3,380円で販売されていました。
マンボウ(2025年4月時点)


札幌市西区にある激安スーパーのマンボウの米の価格は、ななつぼし10㎏6,290円が最安値となっていました。
単一米だと、マンボウが市内で一番安く米を買えるかもしれません。
マルコストア(2025年9月時点)


ここ最近の米の最安値は、マルコストアでしたが、2025年1月末時点では10㎏5,780円で販売していました。
2025年2月~3月では、10㎏5,880円と市内最安値と思われる価格でまだ販売されていましたが、4月に入って、おぼろづきで10㎏5,980円となり、ななつぼしは6,180円まで値上がりしてしまいました。
4月の後半から、さらに値上がりをしており、7月時点では5㎏3,280円、10㎏6,750円が最安値となってしまっています。
ただし、マルコストアは、最近店内で1,000円以上の買い物をすれば、ななつぼしまたはふっくりんこが2,980円で購入可能となる場合があります。
まとめ
市内最安値で米を販売しているのは、マルコストアやマンボー、卸売スーパーとなります。
備蓄米が解放されても、価格には変化がなく、安い備蓄米を購入する方も多いかと思います。
さらに、アメリカとの関税問題の関係で、今後は、危険な薬剤をたくさん使用しているカリフォルニア米などの流通が増えることが予想されます。
自分の健康は、自分で守らなければいけません。
アメリカ産の米が流通し始めると、外食チェーンなどでの外食も海外米が使われるようになることが予想されるので、米や野菜は国産を使っているお店で外食をすることをおすすめします。
今後は、少しでも安い国産のお米を買って、備えておいたほうが良いでしょう。
ふるさと納税で米を頼むというのも良い作戦かと思います。
国は信用できません。

