Last Updated on 6月 11, 2025 by cometeJP_gk

- 今回は、とても美味しい生ホッケの一夜干し(天日干し)の作り方についてご紹介したいと思います。
目次
生ホッケの下処理について
まずはブリンブリンとした生ホッケを下処理していきます。
ホッケは背開き
水で軽くぬめりをとったあと、背びれの骨に沿ってお腹に向かって包丁を入れていきます。
ホッケの背開きは、頭を割るときだけ力がいりますが、骨に沿って、包丁を入れていくだけのため、骨が単純な付き方をしているのと、身が柔らかすぎず硬すぎないため、とても簡単に背開きができます。
内臓と血合を取り除き、塩をまぶす
背開きが終われば、あとは内臓と血合をとります。
そして、水でよく洗ったのちに水気を拭き取り、少しの塩を身に塗り込んでおきます。
塩加減は適当です。
全体の身にしっかりと塩が付いていればOKです。
塩は、非加熱天日塩を使うようにしてください。
すると水分がまだ出てきますので、干す前にも少し水気を拭き取ると良いかもしれません。
一夜干しと天日干しの違い
ここで少し、一夜干しと天日干しの違いについて解説します。
実は、一夜干しと天日干しは多少工程が違います。
簡単に言うと太陽に当てるかどうかですが、一夜干しは熟成という工程があり、その熟成工程を大事にするか、太陽に当てて旨味を出す工程を大事にするかで、どちらを選択するか判断する形になると思いますが、美味しさはどちらも大きくは変わりません。
個人的には太陽の力を借りて作る天日干しが好きですが、暑すぎると腐る場合や、焼けてしまう場合があるので、その場合は一夜干しを選択することにしています。
以下に一夜干しと天日干しの製造過程をご紹介しておきます。
一夜干しの製造過程
一夜干しとは、本来、夜の冷たい風で一晩干した物を言います。
※現在では冷風乾燥機で乾燥することが多いようです。
- 魚市場での仕入れ(5時~7時)
- 魚をさばく(7時~9時)
- 塩入れ(9時から12時)
- 熟成(12時から17時)
天日干しの製造過程
天日干しは日当たり・風通しの良い場所に約1時間干し、日陰で風通しの良いところで更に数時間干した物です。
- 魚市場での仕入れ(5時から7時)
- 魚をさばく(7時から9時)
- 塩入れ(9時から12時)
- 天日干し(12時から13時)
- 陰干し(13時から15時)
我が家のおすすめの天日干しの方法について

私は気候条件が良いときは天日干しのほうが好きでして、部屋で干す場合は、匂いが出てしまうのと、ホッケから抜ける水分の処理が面倒です。
今回は北海道のこの時期であれば、天日干しに最適な気候のため、背開きした生ホッケは迷わず天日干しをおすすめします。
美味しい天日干しの方法について

天日干しは、そんなに長く干すものではないようですが、我が家では紫外線による熱殺菌とうまみ成分の増加を期待して、比較的長く干すようにしています。
ベランダに夕方から干し始めて、丸々2日ほど干した結果が写真のとおりです。
素晴らしい干し物感に仕上がっています。
ちょうど良い干し具合なので、このあとすぐに食べることも出来るのですが、その後、冷蔵庫に2日ほど保管し、さらに乾燥させます。
出来るだけ水を抜くことでうまみが増してくれます。
自家製の天日干ししたホッケのお味について

もともと身が厚いホッケということもあるかもしれませんが、堪らなく美味しいホッケに仕上がりました。
お店で売られている干物と違い、悪い塩を使っていないということも加わり、適当にまぶした塩もちょうど良い塩加減で、かなりお米に合います。
干物は、和食の中でも栄養価が高い食材として知られています。
そもそも魚はそれ自体で現代の私たちに必要な栄養素を豊富に含んでおり、それをさらに干すことでたんぱく質・ビタミン・ミネラルなどの栄養素が凝縮され、太陽光に当てることでアミノ酸なども増え、旨味も増します。
干物は最高です。
ぜひ、生ホッケを見つけましたら試しにやってみて下さい。

