Last Updated on 6月 15, 2025 by cometeJP_gk

- 石狩湾新港には、朝市だけでなく、海産物の宝庫「丹野商事」、佐藤水産が経営する「サーモンファクトリー」で新鮮な海産物などを購入することが出来ます。
- 多くの方は、有名な朝市やサーモンファクトリーに行きがちですが、新鮮な海産物や珍味、野菜などが購入できる丹野商事さんは、かなりの穴場スポットになります。
- 今回は丹野商事さんの海産物等の販売状況と、おすすめの筋子おにぎりについてご紹介します。
目次
石狩湾新港近くにある丹野商事について

丹野商事さんは、多くの方が札幌市から厚田の方に向かう道で見かけたことがあるはずです。
丹野商事に行く前にサーモンファクトリーが出てきてしまうため、多くの人は佐藤水産のサーモンファクトリーに立ち寄ってしまうかもしれませんが、サーモンファクトリーで取り扱う商品は比較的全て割高で添加物が結構使われているので、注意が必要です。
丹野商事では、刺身や海産物、貝や干物、野菜に釣り道具など、なんでも売っています。
サーモンファクトリーが観光者向けに対して、丹野商事は日用品が手にはいるスーパーという感じです。
丹野商事の施設情報は以下のとおりです。
施設名
(株)丹野商事
住所
石狩市新港東3丁目65-15
電話番号
0133-62-4155
定休日
1/1
営業時間
8:00~18:00
駐車場
20台
丹野商事の内観
野菜や果物コーナー

丹野商事さんに入ると、まずは野菜と果物がお出向かけしてくれます。
丹野商事の野菜や果物は、決して安いわけではないですが、バーベキューする方などには大変助かるお店だと思います。
ある程度の野菜や果物は手に入るくらいの品揃えとなっています。
おすすめの手作り惣菜


丹野商事のおすすめである日替わりの手作り惣菜です。
上の写真は、2024年時点のものですので、もしかしたら少しお値段が上がっているかもしれませんが、おそらく販売されている海産物の売れ残りを調理し、お惣菜として販売しているのかと思います。
そのため、かなり格安で購入することが出来ます。
味付けなどにはこだわっておらず、片栗粉をまぶして揚げているものが多いですが、塩をつけて食べるだけで大変美味です。
2025年6月15日に来店した際は、以下のような総菜パンまで販売されていました。


厚切りのパンにチョコレートクリームが塗られたパンが130円、その他食パンの揚げパンやお惣菜パンが130円~250円で販売されており、かなり人気商品となっていました。
珍味コーナー

そして丹野商事の一番の売り場である、珍味や干物コーナーです。
お店の半分以上は珍味や干物が販売されているコーナーになっておりまして、トバやコマイ、タラにイカなどのオーソドックスな珍味に加え、カバノアナタケやイワシ、サンマなどなど珍しい干物も置かれており、見てるだけで面白いです。
スーパーで買うよりは間違いなく安いですが、厚田漁港の干物よりは少し高いかなといったイメージです。
少なくとも全品、佐藤水産よりはかなり安いです。
海産物コーナー



お店の奥は市場のようになっており、海産物が売られています。
巨大なサケや貝、一夜干しなどが販売されており、見てて飽きないです。
市場のように、見てても声をかけて来るわけではないため、じっくりと見やすいのが特徴です。
かなり安いという感じではないですが、よくよく見ると格安で売られている時がありますので、よく見てみるのがおすすめです。
以前は、塩ますの半身が300円で売られておりましたが、最近は500円以上するようになってしまっていました。
丹野商事の海産物コーナーは、朝市的な面白みがあり、佐藤水産よりも魅力があると思います。
今回私が狙っていた身欠きニシンについて
厚田漁港の朝市で買った身欠きニシンの味が忘れられず、近場であの価格くらいで購入できる身欠きニシンがないか探していたところです。
丹野商事さんでは、身欠きニシンが数種類販売されておりましたが、やはり厚田漁港の朝市で買った6本で300円と同じくらいの値段では販売されておりませんでした。
※厚田漁港でも2024年時点では、300円よりも倍近いほど高いお値段で販売されていました。
丹野商事さんに置いてあった身欠きニシンをご紹介します。

値段は20本ほど入って破格の750円でした。
これは安いと思いましたが、オランダ産ということで、国産ではありませんでした。

国産の身欠きにしんは、8本程入って680円でした。
その他、20本ほど入って1,400円だったり、6本ほど入って150グラム480円だったりと、厚田漁港の朝市の身欠きニシンよりは割高となってました。
購入した干しカレイと酢こんぶとおすすめの筋子おにぎり
干しカレイ

購入した150グラムの干しカレイです。
なかなか珍しい干物かなと思ったのと、原材料に食塩しか使っていないところが魅力的でした。
珍味にはアミノ酸等の添加物が入っていることが付き物ですが、食塩だけ安全な干物は珍しい気がします。
酢昆布

酢こんぶは子供が好きそうなので購入してみました。
酢こんぶは試食してみましたが、予想よりも優しい酸っぱさで、昆布もとても優しい柔らかさでした。
添加物も少なめでおすすめです。
丹野商事でもっともおすすめの筋子おにぎり

丹野商事でもっともおすすめなのがこの筋子おにぎりです。
2023年時点では220円で筋子、鮭などの大きなおにぎりが販売されていました。
現在(2025年6月時点)では、筋子は280円、鮭などは250円で販売されていましたが、それでもおにぎりの大きさと美味しさから考えてもかなり安いと思います。
おにぎりの特徴は、大きいだけでなく具の量もすごい入っているところでして、筋子おにぎりの中身ついては、以下でまたご説明します。
丹野商事で絶対買うべき筋子おにぎりについて

こちらが購入した筋子おにぎりです。
写真では分かりにくいですが、かなり大きいです。
だいたい10時30分頃には店頭に並びだしますが、朝一で購入すると、出来たてのため、温かいおにぎりとなっています。
また、手作りのおにぎりであるため、あまり強く握っていないところが特徴のおにぎりです。

そして、驚くのが筋子の量がかなり多いことです。
コンビニの筋子のおにぎりでも最近は200円くらいしませんか?
こちらは280円ですが、コンビニのおにぎりより1.5倍ほど大きく、さらに筋子が溢れる程入っています。
そして、何よりお米などへの添加物は入っていませんし、米や握り方も上手で最高に美味しく、とても価値のあるお握りだと思います。
これは本当に美味しかったです。
ぜひ丹野商事に行った際は、この筋子おにぎりを買ってみて下さい。
なお、おにぎりは、土日だけの販売となりますので、ご注意ください。

