Last Updated on 8月 3, 2025 by cometeJP_gk

- 塩には体に良くないイオン膜製法で製造された塩と、体に良いとされている昔ながらの太陽の力で海水を蒸発させて製造する天日塩があります。
- しかし、天日塩と書かれている塩がすべて高品質かというと違います。
- 今回は、誰でも簡単に高品質な天日塩を見分ける方法を紹介します。
目次
本当に体に良い天日塩について
よく目にする「天日塩」とは、必ずしも全てが素晴らしい塩とは限りません。
少なくとも「天日塩」であれば、普通のイオン膜にて精製した食卓塩に比べると断然良いですが、体の不調を治すほどの良い塩とは限らない可能性があります。
大事なのは「非加熱」ということです。
「天日塩」でも、海水から塩を取り出す第1工程では加熱せず、天日干しをしているものの、第2工程での塩の洗浄時に平釜で熱して、塩を乾かしている場合があります。
この工程で加熱乾燥している塩は、せっかくゆっくり天日で干すことで海のミネラル分を含んだ塩となっていたのに、洗浄時の過熱で大事なミネラル分を飛ばしてしまっている可能性があります。
そのため、ミネラルを豊富に含んだ本物の天日塩とは、太陽の力だけで1年以上かけて作られるものになります。
本物の非加熱天日塩の効能について
長い時間かけて、太陽の力だけを使って精製された塩は、ミネラルが70種類ほど含まれています。
女性の更年期などにかけて起きる謎の不調はミネラル不足が原因だったりすることが多いです。
また、本物の天日塩にはカリウムが多く含まれているため、天日塩を多く摂取しても、塩分を体外に排出してくれることから、高血圧になることはないと言われています。
アトピー性皮膚炎や体の不調等でお悩みの方は、まず塩を見直してみたら良いかもしれません。

また、非加熱天日塩はミネラル分が多く含まれていることから、料理に使うと味が整う、味がおいしくなります。
我が家はカレーをスパイスのみで作るのですが、塩を非加熱天日塩に変えただけで、味のパンチ力が増しましたので、ぜひ健康にも良い非加熱天日塩を使って料理してみてください。
非加熱天日塩の見分け方
非加熱天日塩の見分け方は簡単です。
必ず塩が入っている袋の裏面には製造工程が書かれています。
そこで製造や洗浄の欄に、イオン膜や、平釜などといった加熱したことが分かるような文言が書かれていなければ、非加熱天日塩になります。
一度ご確認してみてください。

