Last Updated on 4月 9, 2025 by cometeJP_gk

- にんにくが好きだけど、次の日に匂いが残ってしまうため、食べることを我慢している人が多いかと思います。
- 私は必ず金曜日、土曜日はにんにくを食べてしまいますが、妻からの苦情がすごく色々と匂いが消せる食べ物を検証してきました。
- 今回はにんにくの匂い消しに効果的な食べ物をご紹介します。

目次
にんにくの効能や栄養素について

まずは、にんにくの素晴らしさを知ってもらうためににんにくの栄養素をご紹介します。
にんにくとは
にんにくは、中央アジア原産でユリ科の植物とされています。
球根や茎、葉を食用とし、独特な香りと風味を持った香味野菜として世界各地で食べられており、にんにくの独特な香りのもとは、さまざまな健康効果があるとされるアリシンという成分になります。
効能と栄養素
疲労回復
疲労回復には、糖質をエネルギーに変換するビタミンB1が欠かせないのですが、ビタミンB1は水溶性のため、ほとんどが尿で排出されてしまいます。
しかし、にんにくにはビタミンB1と結びついて吸収を高めるアリシンという成分が含まれているため、ビタミンB1を豊富に含む豚肉と一緒に食べると、疲労回復により効果を発揮するのです。
冷え対策
にんにくに含まれるアリシンを加熱すると、スコルジニンという成分に変化します。
スコルジニンには血行を促し、新陳代謝を活発にする作用があるため、冷えに効果的であり、末端の血管を拡張することから、とくに手足の冷え対策に適しています。
免疫力アップ
アリシンは抗酸化作用を持つ成分のため、免疫力アップにもつながります。
また、アリシンには抗菌作用があるため、菌やウイルスから体を守る働きも期待できるのです。
血液サラサラ効果
アリシンを始めとしたイオウ化合物には、血液が固まるのを防いで血栓をできにくくする作用があります。
血液をサラサラにする食材というと玉ねぎが有名ですが、実はにんにくにも同じ効果が期待でき、にんにくを小さく刻むことで、酵素の作用でアリシンが発生し、それを油で炒めることでアホエンという成分に変わります。
このアホエンは、普段のにんにくの20倍の抗酸化作用を持ち、玉ねぎの何十倍の血液サラサラ効果があるとされています。
美肌効果
にんにくには女性に嬉しい美肌効果も期待できます。
先ほどもお伝えした血行促進作用によって体のすみずみに栄養が届きやすくなるため、肌のターンオーバーを正常に保ちやすくなるのです。また、にんにくが持つ抗酸化作用も、肌の老化防止に役立つといわれています。
にんにくの最大の効能
すでに科学的に証明されているのが、ガン予防効果です。
にんにくと大豆には、強いガン予防効果があるとされており、にんにくから抽出できるアホエン成分においては、ガン予防だけでなく、気管支炎や喘息、リンパ球の若返りなどの効果も証明されています。
このことから、がんにはなりたくないと思っている私からすると、納豆とにんにくは、毎日食べたい食材になります。
にんにくは食べてうまし、料理に使ってうまし、そして、健康に良い食材であり、食べなきゃ損な食材になります。
油で炒めてアホエンを抽出すれば、匂いは軽減されますので、今後、効果を理解して炒め物料理などで使ってみてください。

にんにくの匂い消しに効果のある食べ物について
さて、ここからが今回の本題になります。
にんにくは油で炒めて食べることで、次の日まで匂いが残ることは軽減できますが、匂いはゼロにはならず、その他の食べ方ではどうしても次の日まで、口や体臭からにんにくの匂いが出てしまうものです。
その匂いを消せる効果の高いおすすめ食材を私の実体験を踏まえをご紹介したいと思います。
牛乳
まずは、一番有名なのは牛乳です。
これは子供の頃にテレビで紹介されたことがソースとなっております。
その番組では、治験者ににんにくを食べてもらい、食後に青汁、野菜ジュース、お茶、牛乳などといった飲み物を飲んで、次の日の口臭数値を測定し検証していました。
その結果、一番効果があったのが牛乳だっというわけです。
そのなかで、にんにくを食べてから、1時間後に牛乳を飲むことでその効果が高まるという結果でして、私も子供の頃から、この方法で匂い消しをし行っていました。
しかし、匂いは軽減される程度にすぎず、たくさんのにんにくを食べた日は、さすがに匂いを抑えることができていませんでした。
りんご
次にりんごです。
りんごが、私の最近の匂い消しアイテムで一番のおすすめになります。
私が大人になってから、にんにくの匂い消しにはりんごが効果的という番組を見たのがきっかけで知り、それからにんにくを食べた後は、りんごに頼っるようにしています。
この効果には実体験での裏付けがあるのでご紹介します。
私が若い頃、朝から友達4人でドライブに行く予定があったのですが、その前日にどうしても我慢ができず、夜中に山岡家のラーメンをにんにく増し増しで食べてしまったことがあります。
そして、食べたあと出来るだけすぐに、果汁100%のりんごジュース200ミリの紙パックをスーパーで購入して、飲んで対策を講じました。
りんごは、牛乳と違い、にんにくを食べた直後に摂取するのが効くらしいのです。
その結果として、次の朝早くからのドライブでは、車内の狭い空間であっても、私が前日の夜に生にんにくをガシガシ食べたことを誰にも気づかれることはなかったのです。
てっきり前日の夜ににんにくを食べたことを忘れており、たくさん車内で喋ってしまっていたのですが、車内での話が偶然、山岡家のラーメンになった際に、前日ににんにくをたくさん食べたことを思い出し、臭かったらごめんねと話を切り出したのですが、みんなからは匂いが全然しないよと言われました。
気を使って匂いがしないよと言ったわけではないと思います。
そういうよそよそしいメンバーではありませんでした。
このことから、私にとってはりんごの匂い消し効果がとても有効的であることに自信がついたわけです。
りんごに含まれるペクチンという食物成分が匂いの成分をりんごに含まれるポリフェノールやペクチンは、体から発生する嫌な臭いを消す効果があり、ペクチンはりんごの皮に豊富に含まれているとのことですが、りんごジュースでも効果はあります。
ぜひ、にんにく好きの方はお試しください。
梨による匂い抑制効果について

りんごによる匂い消し効果が強いと知っていても、私は極力平日のにんにくたっぷりの摂取は控えています。
そのため、土曜日にこれでもかというほどにんにくを食べてしいます。
ガーリックライスを食べたり、醤油漬けのにんにくを食べたりして、にんにくを堪能してるのですが、次の日に何も予定がなければ、特にりんごジュースでの対策もしてません。
ただただ、妻から嫌味を言われるだけです。
そんなある日、秋頃になると私の好きな千両梨や洋梨がお店には並ぶようになります。
そうなると、我が家ではたくさんの梨を冷蔵庫で常備するようにしており、土曜日のお昼にたっぷりのにんにくを食べたあと、食後の口直しに千両梨の半分を食べたわけです。
すると、その日の夜や次の朝に匂いがないことを妻から言われ、私自身も確かにマスクをしていても、いつものにんにく臭を感じないことに気づきました。
私は花粉症持ちでして、りんごや梨、桃などを食べるとアレルギーがでて、喉が腫れたりします。
最近は体質改善のおかげで花粉症の症状も出ないようにはなっていますが、梨にはペクチンが少ないということなので、もしかしたら、花粉症アレルギーがでる果物には共通の匂いを軽減するポリフェノール成分が含まれているのかもしれません。
とりあえず、梨にはりんご同様のにんにくの匂い消し効果があることが、私の体験で実証できてますので、りんごがない場合は、梨で代替してみるのも良いかと思います。
ぜひ参考にしていただき、匂いを気にせず、たくさんのにんにくを食べて健康になりましょう。
