Last Updated on 7月 10, 2025 by cometeJP_gk

- 十割そばを取扱うそば処は、だいたいランチ営業として14~15時くらいに店が閉まってしまいます。
- ちょっと遅めのランチとして、十割そばを食べられるそば処は限られており、札幌では名店として知られる「なみ喜」篠路店は、ランチが16時までやっており、夜営業は17時からのため、ほとんどの時間帯でそばを提供してくれています。
- いつも混んでいるのでなかなか行けなかったですが、日曜日14時半頃に来店してみたので、その様子となみ喜の蕎麦についてご紹介します。

目次
札幌にある十割そばのなみ喜について

特徴
なみ喜は、並盛で1.5人前の量がある板そばと呼ばれるスタイルのメニューがあることが特徴でして、板そばとは、山形市を中心とする山形県の内陸部の「へぎ」の大箱に2~3人前のそばを薄く均一に盛ったものを指すようです。
「なみ喜」の店主は、本場山形に魅了されて、札幌向けに改良したとされています。
また、なみ喜の麺は通常のものと比べてかなり太いのと、形状はきしめんや平うち麺に近い感じとなっています。
さらに、田舎蕎麦であるところが特徴です。
基礎情報
- 住所:北海道札幌市北区篠路1条1丁目2-5
- 電話番号:011-746-0156
- 営業時間:月・火・水・金・土・日、11:00 – 16:00(L.O. 料理15:30)、17:00 – 20:30(L.O. 料理20:00)
- 定休日 木曜日、第1第3月曜
- 支払い方法:カード不可、電子マネー不可、QRコード決済可(PayPayのみ)
店内の様子

なみ喜篠路店の店内は結構広いです。
個室はなく、小上がりが4人席が4つくらいある以外は、テーブル席となっています。
日曜日の14時半に来店しても、店内は満席で5組ほどの行列が出来ていました。
回転が早いので、すぐに座れましたが、この時間になっても次から次とお客さんが来る感じで15時30分ほどになって、やっとで席が空き始めている感じでした。
行列の注意点

なみ喜篠路店では、あまり待合室がなく、玄関フードに2席ほどある感じです。
ただ、玄関フードの席で待てたとしても、そこはこの時期だと灼熱地獄であり、そこで待つのも容易ではありません。
そのため、多くの人が名前を書いて車内で待つことになりますが、順番が来て、玄関近くにいないと、次のお客さんに先を越されてしまいます。
なみ喜では、電話呼び出しや、呼び出しブザーなどの仕組みがないため、並んで待つのにも工夫が必要です。
メニュー


なみ喜のおすすめである板そばは、並盛で990円税込でした。
板そばの並盛が通常の蕎麦の1.5人前の量であることから、そこまで高い価格ではないと思います。
お客さんの中には、板そばの特盛1つと天婦羅の盛り合わせ1つを注文し、2人で食べていたり、その他には、てんぷらそば系を頼んでいる人が多かったです。
なみ喜の十割そばのお味について
板そばの並盛


私は板そばの並盛を注文しました。
写真では伝わりにくいですが、確かにしっかりとした量がある蕎麦でした。
そして、麺はなみ喜特有の平麺で、食感はすごいのど越しが良いというわけではなく、本場の十割そばだなと感じられる食感とコシでした。
さらに、蕎麦とそばつゆの相性がとても良く、一口食べた時にすぐに美味しいと感じられたのも特徴的でした。
ただ、ワサビがかなり効くので、大目に使うと、かなりきついので注意が必要です。
冷やし山菜


妻は冷やし山菜そばを注文しました。
こちらは板そばではないですが、蕎麦の量がかなりあり、なみ喜は全体的に量が多いため、人気があるのかもしれません。
冷たいそばだけど、冷たさが少し足りなかったとのことでしたが、蕎麦自体の味は美味しいと評価していました。
札幌で十割そばと言えば、なみ喜と答える人が多いほど、人気のある蕎麦屋ですが、期待を裏切らない美味しさかと思います。
混んでいるため、なかなか行く気が起きないかもしれませんが、15時30分ほどを狙って訪れてみてください。
