Last Updated on 11月 15, 2025 by cometeJP_gk

- 完全栄養食品と言われる卵ですが、市販の卵は安く大量に手に入る海外産の飼料が多く使われており、ホルモン剤や抗生物質を飲ませている鶏から産まれた卵でもある可能性があります。
- 市販の卵より安全性が高く、飼料にこだわった卵を食べ続けると、体のエネルギーが高まってきていることを感じることが出来ます。
- 今回は、栗山町にある酒井農場で生産される卵についてご紹介します。
目次
栗山町にある酒井農場の養鶏場について

酒井農場とは
酒井農場は、北海道夕張郡栗山町にある養鶏場で、1963年に創業し、1978年に法人化された老舗農場です。
代表商品は「とうきびたまご」で、約3〜3.5万羽の鶏を飼育し、地域密着型で直売や飲食体験も展開しています。
基礎情報
- 商号:有限会社 酒井農場
- 所在地:北海道夕張郡栗山町字南角田97番地
- 創業:1963年(昭和38年)
- 設立:1978年(昭和53年)
- 代表者:酒井利夫(代表取締役社長)
- 飼育羽数:約30,000〜35,000羽
特徴
酒井農場の卵は、飼料へのこだわりとして、地元栗山町産のとうもろこしを飼料に混ぜていることから、その鶏が産む卵として、「とうきびたまご」が代表商品となっています。
とうきびたまごは、臭みがなく濃厚な味わいが特徴です。
主な商品
- とうきびたまご®(通常):「地元・栗山町産のとうもろこし(飼料用)を100%使用した飼料で育てた鶏の卵黄身は鮮やかな黄色で、さっぱりした味わい料理やお菓子にも使いやすく、地元のレストランでも人気」
- とうきびたまご®(平飼い):「鶏をケージに入れず、自由に動ける環境で育てた卵黄身のコクが強く、濃厚な味わい鶏のストレスが少ない分、品質も安定してる」
- とうきびたまご 茜(あかね):「黄身が赤みがかっていて、濃厚で力強い味ご飯との相性抜群で、卵かけご飯にぴったり」
- しんせんたまご:「THE卵飯の卵であり、癖のないすっきりとした味わいが特長。」
酒井農場の経歴
- 明治時代:兵庫県・淡路島から栗山町に入植。農業を基盤に地域に根ざした暮らしを始める。
- 1963年(昭和38年): 養鶏業をスタート。
- 1978年(昭和53年): 養鶏専業化に伴い、有限会社酒井農場として法人化。
- 2004年(平成16年): 先代の長男・酒井利夫さんが経営を引き継ぐ。原油高や市場縮小の影響で、飼育羽数を14~15万羽から約3万羽に縮小し、品質重視の経営に転換。
- 2010年(平成22年):弟の酒井秀典さんが入社し、直販ルートやブランド戦略を強化。レストランや洋菓子店との取引が増加。
- 2017年(平成29年): 自社ブランド卵「とうきびたまご®」を発売。地元産とうもろこしを使った飼料で育てた鶏の卵が話題になる。
- 2021年(令和3年): 農場内に直売所&イートイン施設「酒井農場本舗 生たまご飯ラボ」をオープン。卵かけご飯をその場で楽しめる人気スポットになる。
酒井農場の卵の購入ルート
栗山町の酒井農場の卵は、直売所・オンラインストア・ふるさと納税を通じて購入できます。
特に「とうきびたまご」が人気で、土日営業の直売所や通販で入手可能です。
ふるさと本舗購入方法の詳細
- 直売所(酒井農場本舗 生たまご飯ラボ)
場所:北海道夕張郡栗山町字南角田97番地 - 栗山町内や札幌市内のスーパー「ラッキー」などでも販売実績あり。
- 江別市の「のっぽろ野菜直売所」
「のっぽろ野菜直売所」で販売されている酒井農場の卵について

のっぽろ直売所とは
のっぽろ野菜直売所は、江別市西野幌の「ゆめちからテラス」内にある農産物直売所で、地元生産者が自ら運営する新鮮な野菜や加工品を販売する施設です。
のっぽろ直売所の基礎情報
- 所在地:北海道江別市西野幌107-1(ゆめちからテラス内)
- 運営:野幌地区の生産者が主体となり、採れたて野菜を直接販売
- 営業時間:9:00〜16:00
- 営業期間:4月上旬〜12月上旬(令和7年度から通年営業予定)
- 定休日:年末年始など
のっぽろ直売所に置いてある酒井農場の赤たまご

のっぽろ直売所では、色々な野菜や加工品などが販売されており、全ての野菜や管おのが安いわけではないですが、深澤青果さんなどヤーコンが298円の時期に、のっぽろ直売所では150円ので販売されており、規格外品などの掘り出し物が安値で販売されていることがあるためとても面白いです。
そののっぽろ直売所の卵コーナーでは、2つのたまご農家さんの卵が販売されており、その1つの農家さんが酒井農場になります。
のっぽろ直売所で販売されている酒井農場の卵は、「新鮮赤たまご」というもので、おそらく「しんせん卵」という製品と同等品であると思われます。
その「新鮮赤たまご」は、20個入りと12個入りが販売されていました。
新鮮赤たまご20個入り

新鮮赤たまご20個入りは680円と飼料にこだわりのある卵としては、かなりお手頃価格です。
ただ、なかなか3人家族だと20個は多いので、買うのは断念しました。
新鮮赤たまご12個入り

新鮮赤たまごは、12個入りで390円で販売されていました。
こちらもだいぶお手頃です。
私はこちらを購入してみました。
酒井農場の新鮮赤たまごのお味について

こういった飼料にこだわった安全な卵は、卵かけご飯で栄養価を惜しみなく吸収するとともに、その味について堪能するべきから、出来るだけ卵かけご飯で卵をいただいています。
しんせん卵の評価どおり、とても癖のない味でしたが、黄身がかなりクリーミーな感じでドロッとしており、食べ応えのある卵でした。
おそらく酒井農場の代表卵である「とうきびたまご」はもっと黄身が黄色く、甘い味がするのかなと、このしんせん卵を食べても感じることが出来ました。
ぜひ、酒井農場さんの卵をスーパーなどで見かけたら、食べてみてください。


