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びっくりドンキーが経営する恵庭市のえこりん村の全貌を徹底解析

Last Updated on 6月 21, 2025 by cometeJP_gk

平凡サラリーマン
平凡サラリーマン
  • 恵庭市にあるえこりん村は、広大な牧場を含む自然豊かな敷地の中で、羊などとのふれあいや、農業体験、キッチンガーデンやトマトの森などなかなか見られない施設等が用意されており、子供から大人まで楽しめる場所となっています。
  • 2024年10月14日には、ガーデンテラス・花のまきば、銀河庭園&みどりの牧場、森のレストランTen-Manが閉店したとのことで、えこりん村の全貌が今どのようになっているのか、徹底解説していきます。

えこりん村の概要

多くの人は恵庭市にあるえこりん村は、何となく聞いたことがあるが、どういう施設があったりするかなどあまり知らないのではないかと思います。

今回は、えこりん村の各施設の内容などを紹介していきます。

施設情報

ハンバーグレストランチェーン「びっくりドンキー」で知られる株式会社アレフの子会社「株式会社牧家」が、2006年4月20日に開業したテーマパークになります。

2024年に来場者減少や動物の餌代の高騰や老朽化を背景として、西エリアを自然環境についての体験学習を主目的にしたフィールドにするために、同年10月14日で「銀河庭園」「みどりの牧場」「森のレストランTen-Man」を廃止し、2026年までにSDGsについての体験学習施設や羊の放牧場などの開設を予定しています。

沿革

2006年えこりん村開業
2007年えこりん村の子どもたち開始恵庭市内 家庭の廃食用油回収開始
2008年「ロズビィのバラ畑」(銀河庭園内)オープンニュージーランドよりアルパカ4頭導入
2009年「とまとの森」 韓国「2009蔚珍(ウルジン)世界親環境農業EXPO」に再現展示
2010年いきものにぎわい企業活動コンテスト 農林水産大臣賞 受賞(北海道ふゆみずたんぼプロジェクト)
2011年牧草地の有機飼料の日本農林(有機JAS)規格 認証取得放牧豚勉強会発足「みどりの牧場ショー」、「ファームツアー」開始
2012年「みどりの牧場ショー」を統合し「銀河庭園&みどりの牧場」へ
2013年「とまとの森」”The World largest tomato plant” として世界記録に認定
2014年環境省北海道地方環境事務所発行 北海道版ESD環境共育モデルプログラム掲載(なたねプロジェクト 見て食べて楽しんで!使った油はリサイクル)世界の大昆虫展 開催
2015年「とまとの森」小学5年生の教科書(教育出版 未来をひらく小学理科5)に掲載「恵庭環境・エネルギー展」 開催
2016年ヒツジ最大飼養頭数1,000頭達成
2017年ニュージーランド ビル・イングリッシュ首相ほか政府・民間企業関係者ら訪問団と北海道 高橋知事来園
2018年中華人民共和国 李克強首相、安倍首相 来園生物多様性アクション大賞2018 つたえよう部門 入賞 (外来種セイヨウオオマルハナバチ駆除活動)とまとの森 2万個 初達成第1回未来へつなぐ!北国のいきもの守りたい賞 企業部門 受賞(国内外来種トノサマガエルを捕まえろ!活動)
2019年第6回生物多様性日本アワード 優秀賞受賞(ふゆみずたんぼ 含む持続可能なお米の仕入れ活動)
2022年第10回 「みどりの社会貢献賞 特別賞」受賞

※えこりん村HPより抜粋

施設マップ

施設マップ
えこりん村HPより抜粋

次に、施設マップです。

2024年10月14日には、ガーデンテラス・花のまきば、銀河庭園&みどりの牧場、森のレストランTen-Manが閉店したということで、主に見学等が出来る範囲は、上の写真の範囲となっています。

36号線から入ってくる正面ゲートからの道沿いには広大な牧場がありましたが、私たちが訪れた時は、羊などの放牧はされていませんでした。

レストランらくだ軒より一般道側に行くと、閉店となったガーデンテラス・花のまきば、銀河庭園&みどりの牧場、森のレストランTen-Manの施設等がある敷地となっています。

各施設について

ウェルカムセンター

ウエルカムセンター外観

正面ゲートから入ってきて、駐車場に停めると、すぐに出てくるのが、ウェルカムセンターです。

こちらは、食べ処とお土産さん、手芸コーナーのようなものが入っています。

お土産コーナー

お土産コーナー

ウェルカムセンターは大きな大空間の施設でそれぞれの用途に区切られているわけではありません。

上の写真は、お土産コーナーで、お酒やお土産、化粧品など珍しいものが置かれており、色々とバリエーションに富んだお土産が売られていました。

手芸コーナー

羊とアルパカの毛

子供が手芸などを行えるコーナーもありました。

羊とアルパカの毛を触れるサービスが提供されていましたが、アルパカの毛のほうが柔らかく、触り心地がととても良かったです。

意外でしたので、驚きました。

びっくりドンキーのこだわり

こだわり

びっくりドンキーは、お米やお肉、野菜はとても安全だとYouTubeなどでよく見かけますが、ウェルカムセンター内には、びっくりドンキー(株式会社アレフ)のこだわりが分かるポスターが随所にあります。

びっくりドンキーで使用している米はかなり減農薬されており、とても安全なことが理解できました。

また、びっくりドンキーのディッシュ皿は、何度も再利用可能で、実際も再利用し、使用しているようです。

キッチンガーデン

キッチンガーデンというコーナーがありまして、初めは普通の草木があるお庭かなと思いましたが、「キッチン」というネーミングどおり、我々が知っている野菜で構成されているガーデンでした。

レタスの畑

綺麗なサニーレタスとリーフレタスが育てられていることに気づき、驚きました。

キッチンガーデンとはそういうことからとすぐに理解できました。

大根の畑

大根やニンジン、アスパラにりんごなど、庭のように見えて、畑という、とても斬新な発想のガーデンですごく楽しかったです。

とまとの森

とまとの森の外観

続いて、えこりん村で一番人気なのはとまとの森です。

こちらはただただとまとがたくさんあるだけのハウスではないのです。

トマトの森のしくみ

こちらのとまとの森は、1つのトマトの苗をしっかり成長させたトマトの苗1つで成り立っている、驚くべき森なのです。

とまとがここまで大きく成長し、ここまでたくさんのトマトが実るかと驚かされます。

とまとの木

我々が普段植えているトマトの品種とは違うものかどうかは分かりませんが、すでにこの大きさは、トマトの木といっても全然おかしくなレベルの大きさでした。

かなり圧巻な風景で、一度見てみる価値あります。

とまとの木の世界記録

えこりん村では、だいぶ昔からこの取り組みを行っているようで、トマトの木の世界記録は、85.46mを樹立しているようです。

通常、一般的なトマトの木から収穫できるトマトの実は約13000個ですが、とまとの森で収穫されたトマトは20486個の収穫をした記録もあり、夢の2万個を達成し、こちらも堂々日本一の記録を樹立しています。

現在のえこりん村のトマトの木は、2024年11月25日に種をまいたものだそうですが、半年でこの大きさまでに成長していることに驚きますが、2013年の記録を超えるために頑張っているようです。

実っているトマトの身

トマトの木からなる実もかなり大きく、美味しそうでしたが、触るのはNGとなっています。

まきばサイト・かまどサイト

続いて、まきばサイト、かまどサイトです。

えこりん村では、キャンプするところが2~3個あるようでして、こちらのまきばサイトは、かまどが付いていたり、BBQコーナーが付いている、キャンプがしやすいコーナーとなっています。

BBQコーナー

まきばサイドには、BBQハウスが付いており、テントさえあれば、こちらで夜も楽しめそうです。

羊たち

えこりん村の最大の魅力は羊などと戯れることが出来るところなのですが、この時期だからか、ほとんど羊が触れる範囲にはいませんでした。

唯一、まきばサイトの奥の展望台に3匹だけいた程度で、あまり触ることも出来ませんでした。

らくだ軒

らくだ軒入り口

駐車場の近くには、らくだ軒というパスタ・ピザをメインとしたレストランがあります。

らくだ軒のパフェ

らくだ軒のソフトクリームやパフェがかなり魅力的でした。

パフェメニュー

パフェは、760円~980円でそこそこ良いお値段をしていました。

パスタメニュー

パスタは1000円~1200円程度の価格帯でした。

ピザもその程度の価格帯でしたので、かなり高い感じではありませんでした。

ガーデンテラス・花のまきば、銀河庭園&みどりの牧場、森のレストランTen-Man

閉店のお知らせ

正面ゲートから入って、一般道まで抜けると、今までは西エリアとしてガーデンテラス・花のまきば、銀河庭園&みどりの牧場、森のレストランTen-Manなどの施設がありましたが、現在は閉店しており、入ることが出来ませんでした。

何かの体験などは実施しているようでして、体験申込者のみ駐車場が使用できるようになっていました。

2026年までにSDGsについての体験学習施設や羊の放牧場などの開設が予定されていますので、期待して待ちたいと思います。

えこりん村は、自然が豊かで安全な酪農、農業の実現を目指しており、子供から大人まで楽しめて、学べるテーマパークだと感じました。

西エリアがなくても十分ドライブ目的で来訪する価値があると思います。

ぜひ参考に訪れてみてください。

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