Last Updated on 7月 14, 2025 by cometeJP_gk

- 出汁昆布をお店で買うと良いお値段しますよね。
- 出汁昆布は、昆布をただ干しているだけですので、自分でも作ることが可能です。
- 今回は石狩湾に生えている昆布から出汁昆布を作ってみましたのでご紹介します。
目次
北海道における地域別の昆布の種類について

まずは石狩湾新港で採れる昆布がどういう昆布なのか調べてみました。
昆布には地域特性があり、地域によって種類が違います。
石狩湾新港に生えている昆布は、細目昆布と言われる種類になります。
特徴は以下のとおりです。
細目昆布の特徴
1年生昆布で切り口が白く、細目の葉形で粘りが強い昆布で、普通満1年目の終わりごろに流失するので、1年目の夏に採取する。
用途
とろろ昆布・納豆昆布の材料として使用される。
形状
葉の長さは0.4m~1.5m程度、葉幅は5~15cm。色は黒色で、切り口は全昆布のうち最も白い色をしている。
生息地
道南の福島町から檜山(ひやま)・後志(しりべし)を経て留萌(るもい)支庁苫前(とままえ)、羽幌(はぼろ)、天売(てうり)・焼尻(やぎしり)両島までとのこと。
今回の出汁昆布づくりの昆布の採取場所について

石狩湾新港で採れる細目昆布は、出汁昆布として利用されていないようですが、とりあえず乾燥させて味を確かめてみることにします。
今回の昆布の採取場所は、石狩湾新港の樽川埠頭にしました。
石狩湾新港で昆布が取りやすい場所は、樽川埠頭と花畔埠頭かと思います。
昆布を採ることは違法?

海産物を取る場合、漁漁件などがあり、捕まってしまう場合があるので注意が必要です。
昆布はどうかというと、手で昆布を採る場合は、違法性がないようです。
そのため、うまく出汁昆布を作ることが出来れば、とても賢い材料調達方法になります。
樽川埠頭の昆布はとても取りやすい状況ですので、おすすめです。
樽川ふ頭での昆布の採り方について

樽川ふ頭では、目の前で漂っている昆布を簡単に採ることができます。
昆布を手でつかんで、軽い力で引き抜くと、簡単に採れてくれます。
昆布は写真のような根っこで地面に生えています。


今回は試しに二本ほど持ち帰ってみて天日干ししてみたいと思います。
天日干しにチャレンジした結果

しかし、なかなかうまく干上がりません。
数日後

数日経ってもこんな感じでした
あまりパリッとした感じではなく、私のイメージした出汁昆布ではありませんでした。
網に入れると、日光が遮られて、少し乾燥しづらいのかもしれません。
直射日光に当てると完成

なかなか干しあがらなかったため、昆布の佃煮でも作ってみようかなと思いながら、天気の良い日に干し網から出して、直接、直射日光に当ててみました。
すると、半日でしっかりと干上がり、よく店で見るような出汁昆布が出来ました。
細目昆布で作った自家製出汁昆布のお味について

よく見ると、白い粉のようなものがついています。
これは旨味成分というよりは、海の塩です。
今回は海から引き上げて、そのまま干したため、海の水が残っていてそのまま結晶化されたんだと思います。
これが本当の非加熱の自然塩ですね。
出汁昆布として使ってみようと思っていましたが、とりあえずカムカム昆布のように食べてみると塩気があり、絶妙にうまかったです。
お酒のつまみにも合うような塩分と旨味でした。
ただ、このまま出汁昆布として使うと、塩分が高く、味噌汁なら味噌󠄀の加減が難しい気がしており、今回のような作り方では、お酒のつまみなどでちびちびとそのまま食べるほうが良いという結論に至りました。
今度は干す前に少し小さめにカットして、水でよく洗ってから干してみたいと思います。
今後は昆布の佃煮も作ってみたいですし、タダで手に入り、簡単に作れるため、ぜひ試してみてください。

